《名詞》
ふくろう。
ミミズクに似て、夜活動する中形の鳥。フクロウ科
(英)owl
(例)ふうろうがねえーてっぺ(フクロウが鳴いているでしょう)
《名詞》
バラ科の常緑樹、びわの花に袋を袋をかける作業。
冬から春にかけて大きくなるびわの実を寒さや害虫から守るための手段。
主としておんなたちの仕事
(英)wrap the bud of the BIWA blossoms in the bag
(例)ふうろかいん時期だのー(びわの袋かけの季節ですね)
《名詞》
海岸の砂地に生息する節足動物。イソメの一種。
クロダイ、メジナはじめあらゆる磯釣りの餌に最適(反)岩イソメ
(英) The ISOME
[ふ] ぶっかく/ぶっかいる
《他動詞》
丸山町出身の菰岡晴夫氏提供
割る。 たたいて細かいかたまりにする様子。
房州弁上級者ほど「ぶ」の発音が「ぼ」に近くなる。
(英)break
(例)そいらへんで遊んでっとガラスぶっけぇちゃぁど (その辺で遊んでいるとガラスを割ってしまいますよ)
《自動詞》
丸山町出身の菰岡晴夫氏提供
ぶっかく(割る)に対して割れるの意。
標準語で言うかける(たとえば水をかける)とは、意味が異なる。
これも、房州弁上級者ほど「ぶ」の発音が「ぼ」に近くなる。
(英)break
(例)茶碗がぶっかけちゃったぁおぉ(茶碗が割れてしまいました)
「〜より少し程度のいい」・「〜に毛のはえた」の意。
(英)a little good
(例)あそんちは、犬小屋のふったちみてなうちだっぺ (あそこの家は、犬小屋に毛のはえたような家でしょう)
《自動詞》
市川市在住のひろこっち氏提供
持ち上げる
(反)ふっちゃがらん(持ち上がらな)
(英)lift
(例)ふっちゃげてやっしぇ(持ち上げていなさい)