房辞苑 » 記事詳細

館山市出身・マトリカリア氏提供

《名詞》

館山市出身・マトリカリア氏提供

ぎしぎし。科名:タデ科/属名:ギシギシ属/和名:羊蹄

草丈1メートルにもなる大型の多年草で、根は褐色で太く、深く地中に伸びる。

晩秋から冬にかけて、太い根を選んで掘り取り、水洗いして天日で乾燥させ、生薬とし、これを羊蹄根(ようていこん)と言う。

なお、館山市神余地区では「とてりゃーっこ」と呼ぶ。

(例)鶏んエサに「とてぇーっこん」刻んで、糠と混ぜてかぁせべ。(鶏のエサに羊蹄根を切って、糠と一緒に混ぜて食べさせましょう。)

※One Point

STEP氏より次のような解説をいただきました。

私の地域ではかなり微妙な発音ですが「とてりゃーっこ」と言います。昔は鶏の餌といえばこれでした。

07年7月24日 szanami 14,703

南房総地域SNS「房州わんだぁらんど」

http://wandara.net/