《名詞》
体長10cmほどの魚で、ゴンズイ玉と呼ばれる群を作っていることが多い。背鰭に毒針があり刺されると激しく痛む。ゴンズイ。ゴンズイ科。
(英)plotosus lineatushis
(例)ごんぜに刺されたそばが、いたぁっておんね(ゴンズイに刺されたところが痛くていけない)
館山市きくちょん氏提供
これだからなぁ・・・、これだもんなぁ〜、という落胆した様子を表す言葉。
(英)lose heart
(例)こんだぁもんなぁ、いいかげんやんなっちゃうお(これだもんなあ、いい加減いやになるよ)
《動詞》
ローズマリーのごんべ氏提供
まとまっていたものや重なっていたものが、ばらばらになってこわれる様子。崩れる。崩壊する。
(英)It collapses.
(例)びゃくがくんだぁ。(土手が崩れました。)
館山市出身・マトリカリア氏提供
節約すること。けちけちすること。(けちけちしたことが結果的に良くなかった時に使うことが多い。)
(例)
あんだ!水、かなじんだっぺ!!(なんだ!水をケチったな!!)
館山市出身・マトリカリア氏提供
《形容動詞?》
精神的な原因で一時的に生じる病的興奮状態の通称。ヒステリー。
(同)きせつ
(英)(have) hysterics
(例)あん子はきてつだっぺ!(あの子はヒステリーな性格だな!)
神社や道路などの周りの木立の邪魔な枝を払うこと。
祭礼や行事の前などに、環境美化のため集落をあげて「にんそく」として実施する場合が多い。
『木障払い』の意味。「こさぎり(小枝切り)」と呼ぶ場合もあり。
(英)cut the branches
(例)次の今度の日曜は、神社のこさばらいだど。(今度の日曜日は、神社の周りの枝払い作業がありますよ。)