房辞苑 » 記事詳細

鴨川市田原地区出身 千葉市若葉区在住「若葉の若」氏より

地域の祭礼や慶事などの際に、各家庭で寿司を作って客人に振る舞った。

炊き上げたご飯にす(酢)を混ぜて寿司飯とした。

また、五目寿司を「混ぜご飯」と呼び、同じように酢を混ぜた。

この酢を混ぜることを「すをきる」と呼んだ。

「きる」は杓文字でご飯を切るようにしながら、酢を混ぜる意味だったとも考えられる。

もうひとつ、酢を着せる、着る、の解釈があってもよい。

(英)Vinegar

(例)すきったメシがいいのう。(お酢を混ぜたご飯がいいですよね。)

16年8月23日 sazanami 19,517

南房総地域SNS「房州わんだぁらんど」

http://wandara.net/