《名詞》
田舎の行政区の最小単位。各町内が数個の「組」に細分化されている。通常、回覧版などは、この単位でまわされる。代表者は年番制で「組長」と呼ばれており、暴力団の「組長」と同じ発音であるが、勿論は意味は異なる。館山市では「班」という。
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《名詞》
千倉町の熊井成和氏提供
食べ残し。
(英)left over
(例)こらあ、だんのくいかしだ。(これは、誰の食べ残しですか)
おがくいかしでいいば、かっせーおー(私の食べ残しでよければ食べなさいよ)
《他動詞》
千倉町(有)大徳家寿司店 栗原和之氏提供
話す。声に出して、事柄や自分の考えを伝える様子。
(英)talk;speak;tell
(例)あにくっちゃべってんだーおー(何を話しているんだい?)
《自動詞》
ドレック氏提供
突き刺す。突き通す
(英)pierce
(例)竹ん棒でもくっとしとけさ。(竹の棒さも突き刺しておきないさいよ)
《名詞》
ドレック氏提供
地面に十字や米の線を引いて5寸釘を投げて地面に刺して十字の1点とつなげ相手を囲っていく子供の遊び
(英)KUTTOSHI Play
(例)くっとしでもやんべんね。(くっとし遊びでもしようよ)
《他動詞》
①衝突する。
(英)run against
(例)あそおの交差点で、車がバスにくっとてたあお。(あそこの交差点で普通車がバスに衝突していたよ。)
②アルコールを摂取し過ぎて「たーたーモード(「たーたー」の項参照)」になること。
(英)a foolish persoerymode
(例)やろうは、ゆんべ飲み過ぎでくっとっつたぺや。(彼は、昨晩飲み過ぎて人事不省に陥ってただろう。)
③理解する。
(英)understand;see
(例)あのじいさんにゆうら言っても話がくっとんねえお (あのおじいさんに、いくら話しても理解してもらえませんよ)
話のくっとんねえ、おやじだのう(話のわからない、おやじさんだなあ)