《助動詞》
神奈川県海老名市在住 青木均氏提供
相手に同意を求めたり、念押しの意をこめて動詞・形容詞等につけて使用。(同)だっぺ
(例)明日おめも、いくっぺ?(明日あなたもいくでしょ?)
こんなんがが、いっぺおー。 (こんなの がいいのではないですか?)
《自動詞》
兵庫県神戸市在住 鴨川市出身の鳥海氏提供
(むこうを)向く
(英) look up (the other side)
(例)そっぽつんむくなさ(そっぽを向くなよ)
《名詞》
館山市きくちょんちょん氏提供
深い海にすむ中型の硬骨魚。
体は平たくて桜色。種類が多くめでたい時に使われる種類もある。
要するに「鯛」。タイ科。
(英)a sea bream
(例)きんのは、てえが10ぴいばあり、あがったあよ。(昨日は、鯛が10匹ほど釣れたよ)
①《接続詞》
では。それなら。それでは。
(英)then
(例)でえ、しょうがねっぺ(それでは、仕方ありませんね)
でえ、いってんべえさ(では、行ってみましょうか)
②力仕事などでの掛け声「いっせえのお」の後につける。
標準語では「せえ」らしい。
(英)one,two,three !
(例)いっせえのぉでえ(いち、にのさん;いっせえのせえ)
③《名詞》
館山市きくちょんちょん氏提供
その上に、物を乗せて適度な高さをとるためのもの。「台」
(英)a stand
(例)めしはでぇの上にのってっぺ(ご飯は台の上に乗ってるよ)
《名詞》
木造家屋の建築・修理をする職人。大工。
(英)carpenter
(例)おらがんじいさん、でえくだど(うちのおじいさんは、大工だよ)
でえくしごと(大工仕事)
日曜でえくでこせる(日曜大工で作製する)
《名詞》
千葉県安房郡富浦町多田良地先にある大房(たいぶさ)岬。
幕末より東京湾防衛の拠点として砲台が構築され、戦時中は旧軍の要塞となっていた。
現在は公園としてよく整備され、四季を通じて訪れる人が多い。富浦町のシンボル的存在。
(英)Taibusa cape
(例)てえぶさいってんべえ(大房岬にいってみましょう)