起きる。
(英)get up;wake up
(英類音)oil
(解説)朝オイルと雨だった」。oilは生活にとっても大切なもんだよ。
私の〜
(英)my
(英類音)own
(解説)これは不思議、「房」も「英」も一致する珍しい例だ。
英語のownは自分のもの。房州弁のオウンは「私の」とか「オレの」という意味。正確には「オン」と発音するけど……。
go your own wayというのはフリートウッドマックのヒット曲だが、房州弁では「オメエは自分の道をゆけ」となる。
ownだけは英語も房州弁も一緒なのだ。
食に強い執念を燃やす人
(英)greed
(英類音)crazy
(解説)crazyとは違う。漢字で書けば「食い意地」。
物や、その意思を指す。
「あんにゃろはクレイジが張ってらあ」というのは、控えめな食事マナーを持たない人を暗に非難しているのだ。
何でもガツガツ食うのは、やはりcrazyなんだよね。
何だって?
(英)What do you say?
(英類音)andante
(解説)これはイタリア語。「ゆるやかに」「歩くくらいの速度で」という音楽用語。
房州では「何っ?」という感嘆語になる。「歩くようなスピードだな、もっと速く行けよ」「アンダンテッ」
まあ、注意されて怒ってしまうわけだ。
何だか知ったことかよ。
(英)I don't know.
(英類音)you understand?(理解したの?)
(解説)房州弁ではアンダカ(何だかシッタン(知ったことかよ)がつまってこうなる。問われて具合の悪いとき、または本当に知らないとき、房州人はこういって場をつくろう。
understandとは反語のようでもあるが、知っているかどうかの問題だけに、似た発音とも相まって好きな言葉だ。
〜じゃないか。
(例)だあかん、いったんね。(だから、言ったじゃないか)
わがやんねばおんねんね (君がやらなければいけないじゃないか)
館山市出身の柴田氏提供
何人かが集まってそれぞれ勝手なことを行っている場合に、議長的な人或いは親分的な人が叫ぶ言葉。「うるさい!」
または、騒々しい様子。
(英)Shut up!;noisy
(例)あの”しっちゃかましい、ばぁさま(あの口うるさいおばあさん)
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Ajonimo氏提供
メジロ(スズメ目メジロ科の小鳥の総称)が環境の変化で体調を壊すと、腹の辺りが、風船のように膨らむ様子。
「ふうたんべっちょ」とも言う。
(英)a white-eye
(例)おがメジロが、ふうたんげっちょになっちまったぁ。(私のメジロが風船のように膨らんでしまいました)
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