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富浦町西浜出身のお祖父さんは漁師のSa−Chan提供

「どうしようもならない」もしくは「 仕様がない」様子。

(英)nothing can be done

(例)今日はなれで、しっけんなんねぇのお。(今日は、北よりの風でどうしようもないなあ)

07年1月14日 sazanami 26,461

幕張新都心の石井氏提供

(衣服のすそなどに)跳ね上がってくる汚い水など

(英)splashes of 〜

(例)あんだお〜、ションベンのしっぱねがひっかかっちゃった〜お〜(何だよ〜、立小便の撥ねがズボンにひっかかっちゃったよ)

07年1月14日 sazanami 24,752

井上燭堂氏提供

痒い。標準語でいう「たびたび」ではないので注意が必要。 (同)はしけえ

(英)itchy

(例)かっ、しばしばしておんねえのお (いやー、痒くて困ったな)

07年1月14日 sazanami 17,877

《自動詞》

標準語では、血行不良等により、からだ全部または一部の感覚が失われた状態のことをさすが、房州弁では肉体的または精神的に参った状態のことを言う。

(英)〜 be beaten

(例)かっ、ゆんべはしっぶれっちったおー(いやー、昨晩は参りましたよ)

07年1月14日 sazanami 17,943

《自動詞》

息が絶えてからだのすべての部分が止る様子。死ぬ。

(英)die;pass away

(例)まだまだしまれねえお。(まだまだ、死ぬわけにはいかないよ) あんまし無理すっと、しむとおいねえど。(あまり無理をすると、死んでしまうといけないよ)

07年1月14日 sazanami 17,845

《名詞》

房日新聞・伊丹賢記者提供

広葉樹林にすむ昆虫。国内では最大級の甲虫。夏に成虫となり、デパートなどでも売られ、子どもに人気。いわゆる「カブトムシ」や「クワガタの」総称。富浦あたりでは言いわない。

サイカチの樹にいることから、標準和名で「サイカチ」これが房州ではなまってシャーカチとなる。「サイカチ」では姿形も思い及ばぬ虫だが、「シャーカチ、シャーカチ」と角を鳴らす音で想像できる。

房州弁はなんと素晴しきかな。 (同)せーかち

(英)a beetle

(例)しゃーかち、ちゃーめたーおー(カブトムシをつかまえたよ)

07年1月14日 sazanami 18,990

丸山出身の岡本氏(横浜市在住)提供

〜しなさい、の意。

(英) do 〜

(例) はや、しゃっせえさ (早く、しなさい)

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07年1月14日 sazanami 18,676

《形容詞》

K16氏(館山市香)提供

熟した柿のこと。熟柿(じゅくし)。主として館山市西岬地区において使用される。「ずうしい」との発音もあり。「房英類似辞典」にも解説あり。

(英)a ripe persimmon

(例)この木はじゅうしいだんね。(この木の柿は熟していますね)

07年1月14日 sazanami 15,483

《名詞》

富浦(八束在住) のトトロ邸氏提供

入り口

(英)the entrance

(例)じゅうぐちはどうだか?(入り口はどこですか?)

07年1月14日 sazanami 16,638

《副詞》

順番に従って、何かをすることを表わす。

(英)in turn;in order;by turns

(例)じゅんぐり、かたっつえべんね。(順に片づけましょうよ)

07年1月14日 sazanami 16,359

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