《副詞》
標準語では相手をなだめたり、また何かをすすめたりするときに使う副詞であるが、房州では、現状以上に何かの程度が高まることを表わす副詞。もっと。(同)まっと
(英)more
(例)まあちっと、くらっしぇー(もう少し下さい)
まるで、だめですよ)
07年1月17日 
56,778《名詞》
一定の方向をとって少しも曲がらない(で進む)様子。まっすぐ。
(英)straight
(例)こおへは、あじょしていげばいいかのー(ここへは、どうして行けばいいですか)
そこだら、この道をまあっつぐいかっせーおー(そこならば、この道をまっすぐ行きなさいよ)
《名詞》
富浦町深名出身の彦兵ヱ氏提供
祭礼。館山の人などは「やあたんまっち」とか言うが、八束では「まち」。
(英)festival
(例)もうじき、まちだのー(もうすぐ祭礼ですねえ)
《名詞》
青以外のなにものでもない様子。真っ青
(英)(deep) blue;cobalt blue;pale
(例)ぐえがわりんかい?顔がまっつぁおだで(具合が悪いのですか?顔が真っ青ですよ)
《他動詞》
丸めること。
(花などを)束ねること。
(英)roll (up)
(例)それまるってくらしぇー(それを丸めて下さい。)
ストックをまるってやっからまってやっせぇおー(ストックの花を束ねてあげるから待っててください。)
《名詞》
くまで。柄に熊の手のように先の曲がった部分を付けた竹製の箒。落ち葉などをかき寄せる道具。
海岸掃除の必需品
(英)broom
(例)明日は、海岸掃除だかん、まんが用意しとかねえばおんねえな。(明日は海岸掃除があるのでくまでを用意しとかかなければいけないな)
