《名詞》
館山市きくちょんちょん氏提供
泥(どろ)。館山市伊戸あたりで使用される。
「出る」の命令形ではないので要注意。
(英)mud
(例)でろぐりてだんね。(泥だらけじゃないか。)
《名詞》
IMAKOさん提供
手・顔・体などをぬぐうのに用いる布。
一幅(ひとの)の木綿を約90センチメートルに切ったものが普通。
てぬぐい・タオル
(英)a (hand) towel
(例)そおの、てんげ、とってくらっせえ(そこにある手ぬぐいを取ってくれますか?)
《名詞》
しゃっきとしていない人。おろかな人。
(英)A foolish person
(例)かっつ、でれすけだのー。(ちぇっ、愚かなだなあ。)
①《接続詞》
では。それなら。それでは。
(英)then
(例)でえ、しょうがねっぺ(それでは、仕方ありませんね)
でえ、いってんべえさ(では、行ってみましょうか)
②力仕事などでの掛け声「いっせえのお」の後につける。
標準語では「せえ」らしい。
(英)one,two,three !
(例)いっせえのぉでえ(いち、にのさん;いっせえのせえ)
③《名詞》
館山市きくちょんちょん氏提供
その上に、物を乗せて適度な高さをとるためのもの。「台」
(英)a stand
(例)めしはでぇの上にのってっぺ(ご飯は台の上に乗ってるよ)
めんこ(「ぴたんこ」の項参照)の、1ゲ-ム毎のゲーム開始に先立ち、足で砂をならしコートを整地しながら唱える言葉。
足を一振りだけすることから、「いちどうせ」がついた。
(英)makeing ground flat by using the foot
《名詞》
千葉県安房郡富浦町多田良地先にある大房(たいぶさ)岬。
幕末より東京湾防衛の拠点として砲台が構築され、戦時中は旧軍の要塞となっていた。
現在は公園としてよく整備され、四季を通じて訪れる人が多い。富浦町のシンボル的存在。
(英)Taibusa cape
(例)てえぶさいってんべえ(大房岬にいってみましょう)