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鴨川市田原地区出身、千葉市若葉区在住「若葉の若」氏より
《名詞》
「蜂」を略してくうまんと呼ぶが、時に集団で他の群れの巣を襲い、その幼虫を子育ての餌料とする。
群れと群れが入り乱れて咬み合いになり、死骸が次々に地面に落下する。
それぞれが狂気で興奮しているので、人間の接近は大の禁物。
07年1月(当時)富浦町深名出身の彦兵エ氏により「くまんばち」(スズメバチ)として紹介された。「攻撃的で毒性が強い」とも。
(英)Bee
(例)あそーに、くうまんの巣があんべや。(あそこに、蜂の巣があるでしょう。)
16年7月19日 sazanami 16,227
鴨川市田原地区出身「若葉の若様」氏提供
規格外のもの、一般的な基準に達していないもの。サイズが小さくて売り物にならないもの。屑(くず)が訛ったものか?
(例)こん芋は、くでだけんが食ってくらっしぇ。(この芋は小さくて売り物にならないけど、食べてみて下さい。)
12年3月10日 sazanami 6,953
《自動詞》
富浦町八束出身の石井重行氏/ukkarienzou氏提供
仏語で「地獄におちて受ける苦しみ」が転じて、一般に苦しみや悩みの意味があるが、房州では主に「疲れた」「体の調子が悪い」を表現する場合に使う。
(英)get tired;the condition of the body is poor
(例)おーくげんだ(あー疲れた) 苦患(クゲン)だお(とてもしんどいよ)
10年11月6日 sazanami 33,553
《動詞》
ローズマリーのごんべ氏提供
まとまっていたものや重なっていたものが、ばらばらになってこわれる様子。崩れる。崩壊する。
(英)It collapses.
(例)びゃくがくんだぁ。(土手が崩れました。)
07年2月2日 sazanami 9,264